本記事では、これからWEBマーケティングを始める初心者向けにWEB集客に関する基礎知識をまとめて解説していきます。
この記事を読むだけでも、かなりWEB上での「集客」「売上UP」に期待できます。
なお、本記事の著者である私は現在WEB集客に特化したWEBマーケティング会社を経営しています。実践に基づいた数値に基づいて情報を共有させていただきます。
この記事で分かること
WEB集客する上で最も重要な2つの考え方
WEB集客をする上で最も重要なことは、「どういった見込み顧客をいかにコストをかけずに集めるか？」ということにつきます。
例えば、iPhoneケースを販売している企業が「自社の商品を売りたい」と考えていたとします。
（１）販売したい商品・サービスに合った見込み顧客を合わせる
iPhoneケースを売りたいのに、Android携帯を持っている見込み顧客を集めても購入してくれることはありません。企業の目的に沿って、どういった顧客を集めたいかを考えた上で、WEB集客を始める必要があります。
（２）CPA＜販売する商品の利益
WEB集客をするには目的があるはずです。もしあなたが「自社の商品やサービスを購入してもらいたい」のであれば、広告をかけた費用に対して、より大きな利益を得ることができなければ、企業として継続できなければ継続できなくなります。
広告を考える中で重要な指標となるのが「CPA」です。
CPA（Cost Per Action/Cost Per Acquisition）とは、コンバージョン（CV）1件あたりにかかった広告費用を示す値です。
例えば、1個販売して1000円利益がでるiPhoneケースに、広告費が500円かかったとしたら、CPA＝500円となり、最終利益は500円になります。
上記の計算では、広告をかければかけるほど企業としての利益が増えることになります。
一方で、1個販売して1000円利益がでるiPhoneケースに、広告費が2000円かかったとしたら、CPA＝2000円となり、最終利益は-1000円になります。
つまり、販売すればするほど赤字になりますね。
WEBから集客する主な3つの経路
インターネット上から集客する上でかならず押させておいた方が良い王道経路についてご紹介します。
①クリック課金型広告（PPC）からの集客
まず1つめに「クリック課金型広告（PPC広告）」と呼ばれるWEB集客方法です。有名なクリック課金型広告には、以下があります。
- Google広告（旧Googleアドワーズ広告）
- Yahoo!スポンサードサーチ広告
- Facebook広告
などなど。
上記は「インターネット 集客」で検索したGoogleの検索結果画面ですが、「広告」と記載されているものがいわゆるクリック課金型広告と呼ばれる広告になります。
もし私がこの広告ページをクリックすれば、広告を出稿している広告主に1クリックあたりの金額が請求されることになります。
②オウンドメディア（SEO）からの集客
次にオウンドメディアと呼ばれる、まさに今あなたが読んでいるような記事からの集客です。Googleでは読者に有益な記事を書くと、その記事がGoogle検索上位に上がるため検索流入ユーザーからアクセスを獲得することができます。
オウンドメディアからのWEB集客では、制作した記事が一度SEOで上位表示されると、広告費をかけることなく新規顧客を獲得することができるというメリットがあります。
その一方で、Googleから有益と判断されない記事に関しては、いつまでたってもSEO上位表示されない特性を持ち合わせていたり、Googleに有益な記事だと判断され、上位表示されるまでには数ヶ月かかると言われていますので、結果がでるまでに時間がかかるというデメリットあります。
アフィリエイト広告（紹介）からの集客
アフィリエイトとは、別名「成功報酬型広告」と呼ばれており、クリック型課金のように「クリックされた商品が購入されなくても支払う」課金方式とは異なり、第三者のブログやSNSなどで紹介された商品で、自社の商品が購入された場合にのみ紹介者（アフィリエイター）に対してキャッシュバックをするという広告になります。
例えば、あなたがiphoneケースを販売していたとしています。
インスタグラマーがあなたのiPhoneケースを紹介して、1個商品が売れた場合、予め設定しておいたアフィリエイト報酬（通常数%~十数%）が支払われます。
アフィリエイト報酬率が10%の場合、1000円のiPhoneケースがインスタグラマー経由で売れた場合、インスタグラマーには100円のアフィリエイト報酬が企業から支払われることになります。
WEB集客のまとめ
WEB集客を考える上で、基礎的な考え方と最低限知っておくべきWEB集客経路3つについてご紹介しました。
WEB集客の経路は1つ1つが明確ですが、CPAコストを削減するためには日々のABテストを細かくやって結果を上げていくしかありません。王道の近道はないので、日々鍛錬していきましょう。
