【完全保存版】googleから学ぶSEO対策

「SEO対策とはGoogle対策だ」といったことを聞いたことがあるかもしれませんが、そう言われる理由はなぜなのでしょう。

SEO対策=Google対策

まず、日本の検索サイトで最も使われているものは、「Yahoo!」と「Google」です。この2つに対してのSEO対策がしっかりできていれば良いのです。

ここで知っておくと得することが。それは「Yahoo!」の検索エンジンは「Google」のものを借りて使用しているのです。そのため、GoogleへのSEO対策ができていれば両方への対策ができているも同然となるわけです。

注:Yahoo!はYahoo!独自の検索結果を入れ込んでくることもあるので、そのことは頭にいれておきましょう。

【例】

  • NAVERまとめ
  • Yahoo!知恵袋
  • Yahoo!ショッピング
  • Yahoo!オークション
  • Yahoo!ニュース

等です。検索キーワードにもよりますが、実際にYahoo!を使用したことがある方であれば、何かを検索した時に上記のどれかは上位表示されるのが分かるのではないでしょうか。

Yahoo!とGoogleのシェア率

では実際にこの2社でどのくらいのシェアがあるのでしょうか。こちらの表を見てみましょう。

マイナビニュースが2019/02/04 に掲載している結果によると、新しい検索サイトが少しずつシェアを伸ばしているのも分かりますが、GoogleとYahoo!でおおよそ8割のシェアがあることが分かります。

よってこの2社、いわゆる「Google」に対するSEO対策を行うことが大事だということが分かります。

Googleアルゴリズムを理解

Google対策を行う上で理解しておきたいGoogleアルゴリズムがあります。

あなたのコンテンツが上位表示されるかどうかはGoogleのアルゴリズムによって自動で決まるのです。


このアルゴリズムを完璧にマスターしたいところですが、Googleも日々改善改良を進め、アルゴリズムにも変化をつけています。24時間後には実に別物になっているのです。

よって全てを理解することは難しいですが、Googleアルゴリズムの本質である「Googleがどのような目的のもとに、どのようなステップでアルゴリズムを改善しているのか」を知ることで、Googleの考え方が少し分かってくるかもしれません。

Googleの考えに共感し、Googleにも検索ユーザーにとっても有益なサイト、コンテンツを提供する。これを行うだけで、いくらでも集客を増やすことは可能ですよ。

アルゴリズムとは?

アルゴリズム(algorithm)は辞書で引くと「算法(さんぽう)」と出てきますが、簡単に言えば「計算方法」です。

そしてSEOに関してのアルゴリズムとは、「検索エンジンが検索結果でWEBページにランキング付けするための計算方法」という意味で使われます。

Googleはアルゴリズムにより、どのコンテンツが、検索ユーザーにとって最もベストな回答かを判断し、その中で最も良いページを上位表示することを決めています。

Googleはユーザーファーストであること

以前にも紹介しましたが、改めてGoogleが掲げる10の理念を紹介します。

Google が掲げる 10 の事実

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

3. 遅いより速いほうがいい。

4. ウェブ上の民主主義は機能する。

5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。

7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。

8. 情報のニーズはすべての国境を越える。

9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。

10. 「すばらしい」では足りない。

Googleが掲げる10の理念

どれも細かく解説があるのですが、「1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」の解説の冒頭はこんな一文です。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。

第一にこの文章をおくほど、Googleの考えはユーザーファーストなのです。

このことを理解していないとGoogleアルゴリズムは語れないでしょう。

そしてその理念のもと、Googleはアルゴリズムを駆使し、ユーザーにとって最も使いやすく有益な情報が渡るように努めているのです。

Googleアルゴリズム改善の流れ

では実際にGoogleはどのようにアルゴリズムのアップデートを行なっているのだろうか。

そのステップは以下の4つである。

①精度の評価
②比較テスト
③ライブトラフィックテスト
④実用化

①精度の評価

専門の評価担当者が検索結果を確認、分析、それがユーザーにとって有益かを評価しフィードバックを行う

②比較テスト

フィードバックを元に技術者が新しいアルゴリズムを作成。それが実現された場合と、今までのアルゴリズムを使用した場合の検索結果2つを評価担当者に見せ、より細かく分析を行なっていく

③ライブトラフィックテスト

比較テストで評価がよければ、一部ユーザーの検索を新しいアルゴリズムに変更し反応を分析

④実用化

最も優秀なエンジニアが全てのデータをまとめ比較し、実用化の検討を行う

まとめ

いかがでしょうか。
SEO対策を行うには、まずはGoogleの考えを理解することが大切なのですね。

様々なテクニックももちろん大事ですが、まずはユーザーファースト、ユーザーの気持ちを理解しコンテンツを作っていくことで必ずSEOへの成果は出てきますよ。